不動産の売却における分筆とは?流れとメリットをご紹介!
使用していない土地は、固定資産税などの維持費が発生します。
そこで使わない一部の土地だけを売りたい人もいるでしょう。
今回、土地の一部を売却する方法とメリットをご紹介!
ぜひ、不動産の売却を検討されている方は記事を参考にしてみてください。
分筆とは?
登記上、1つの土地を複数に分割することをいいます。
基本的には1つの土地に建てられる不動産は1つしかできません。
ただし、登記上で分割することで2つ以上の不動産を建てられます。
相続では、分筆することで複数人相続できます。
土地の使用していない一部を売りたい場合も、この方法であれば売れます。
分筆のメリットとは?
不動産の売却メリットとして土地の持分の一部を売れることです。
使用用途のない部分だけ売却できるので、維持費削減にも繋がります。
スムーズな取引ができるのもこの手段のおかげでしょう。
土地を分割する手続きをすれば手放す一部部分だけ所有権が買い手に移ります。
売ったあとのトラブルを防止できるのもメリットのひとつといえるでしょう。
分筆する流れと注意点とは?
土地の分筆を使用して不動産の売却する場合は、基本、土地家屋調査士への依頼が必要となります。
理由は手続きが複雑であり専門知識が求められるからです。
土地の境界線や面積を測定し、正確な数値を算出しなければなりません。
そのため専門知識がない場合は手続きができないといっても過言ではありません。
流れとして6つあります。
●事前調査がされる。
●境界確定測量する。
●分筆案を作成する。
●立ち会いする。
●境界標を設置する。
●土地分筆登記する。
ここまでは専門家がするため、指示された必要書類を用意するだけです。
このあと、売却に向けて査定を依頼する仲介会社に依頼、買い手を探す流れになります。
不動産売却における注意点として共有持分の土地の際は注意が必要です。
土地の価値は面積ではありません。
形状や接道の状況など関係しています。
そのため単に分割して接道義務に該当する場合、不動産が建てられない土地になるため円滑な売却ができない可能性が考えられます。
接道義務とは、幅4メートル以上の道路と土地が2メートル以上接していないと建物が建てられない条例です。
そのため土地を分ける際は注意が必要となります。
まとめ
不動産売却における分筆は使用用途のない土地を売れるメリットがあります。
固定資産税などの維持費削減もできます。
ただし、分割する際には、接道義務に気を付ければ買い手がつかないケースも考えられます。
分筆とは、1つの土地を複数の土地に分けることで、手続きには専門家依頼が必要です。
そのため土地家屋調査士へ任せ、指示どおりの流れに沿って書類など用意しましょう。
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